「こころばえ」

　本校は、旧富岡高校と富岡東高校との統合により、平成３０（２０１８）年４月に開校し、今年で開校８年目を迎えました。統合前の２校から引き継いだ３つの校訓（人品雅致、質実剛健、自主自立）を「こころばえ」と呼び、本校の教育目標として掲げています。

「人品雅致」　人柄に優れ、知徳体の調和のとれた、人間性が豊かな生徒
「質実剛健」　高い志を持ち、将来を切り開くために地道に努力する生徒
「自主自立」　自ら学び、考え、自らを鍛え、社会に貢献する生徒

本校では、自他を尊重し、自分のいる場所で、自ら考え、主体的に行動できる、「こころばえ」豊かな生徒を育てたいと考えています。
　全日制では、社会において必要とされる能力を身につけるための「人間力向上プログラム」、学ぶ姿勢を育て学力の向上を図る「サクセスシステム」、進路意識を高め、それぞれが確かな進路選択をするための「ドリームプラン」の３つの取組からなる、「黒門キャリアプラン」を軸としたキャリア教育を推進し、日々の教育活動を通して、人間性豊かで、高い志を持ち、社会に貢献する生徒の育成に努めています。
　定時制では、生徒一人一人の頑張る気持ちを大切にした、きめ細やかな指導を推進し、基礎的な学力が身に付く「わかりやすい授業」、生徒が主体的に参加する「楽しい学校行事」、立派な社会人となるための「規律ある生活」を通して、他者を思いやり、社会で活躍する生徒の育成に努めています。
　今後も、旧富岡高校、富岡東高校の伝統を継承しながら、さまざまな変化に対応できる柔軟性も身に付けた「こころばえ」豊かな生徒の育成を目指していきたいと考えています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和７年４月１日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　佐々木仁美